【清里森林浴公園】愛犬ペットとファンシー廃墟を行く~清里駅から「ぐるり一周旅」

八ヶ岳南麓「清里駅周辺」散歩

清里駅前の展示バス

JR小海線 清里駅

80年代の栄華を覚えている方も多いのではないでしょうか。清里駅周辺が車と人でごった返していたあの頃、青春の1ページを思い浮かべる中高年の方はきっと多い事でしょう。しかし現在は日本のバブル期の風景はそのままに、ただただ人の気配を感じる事のない清里駅前。静かに時を刻み続け、その佇まいは一見「厳か」でもあります。

今回は「清里駅」~「清里森林公園」~「ランチ」~「ファンシー廃墟」を楽しむ約1時間半のお散歩コースの紹介です。

清里駅をスタート!

清里駅ロータリー先に無料駐車場がありますのでここから愛犬散歩スタートです。万が一満車の場合はこの後登場する「田舎そば米村」の駐車場からスタートも可能。何故なら「ぐるり一周旅」ですから。

駅を背にして
ロータリー出口を50m程下ります

清里郵便局を目指して右折し
その先の突き当りを左折します

50M程進むと清里森林浴公園の看板が右手に出てきます。よそ見しないでください。気を抜くと通り過ぎますのでご注意を。ちなみに公園入らず直進するとオススメのペンション「マッキントッシュ」があります。詳しくは→ 人気の老舗ペンション

mukuさん
meiさん

公園内は木陰が続く砂利道です。公園とは言えども遊具などがある訳ではないので愛犬散歩の為にあるような小径です。穴場スポットなので存分に「のんびり散歩」を満喫しましょう。

公園の突き当りを右に上がって行くと蕎麦屋(田舎そば米村)さんの脇から駅前の道にでます。ここまでのコースタイムはおよそ20分。

坂を登りきるとこの看板に遭遇します。興味のある方は如何でしょうか。NHK朝の連ドラですね。吉高由里子ファンの方必見!

ランチタイム

ー田舎そば米村ー

畑で自家製の野菜を収穫し、早朝、山に入って山菜を獲り、猟銃で鹿やイノシシを獲って来ます。天然きのこ蕎麦天ざるが人気の地産地消お蕎麦屋さん。テラス席&店内ペットOKです。詳しくは我が家が実際に訪れた時のブログを参照下さい → 愛犬とお蕎麦ランチ

ファンシー廃墟を行く

「田舎そば米村」の正面。ファンシー廃墟の象徴ともいえる建物です。当初はこの建物の前にミルクポットがありましたが、道路拡張の影響で道路を挟んだ向かい側に移設。1990年前後の写真が下記になります。

こんな賑わいをみせていました。写真の左側にあるお店は辰っちゃん漬けで有名な「梅宮辰夫漬物本舗」。残念ながら人形が写っていませんが、現在でも全国で20店舗程が営業しているそうです。全盛期には70店舗を構え全国の観光地で見かける事が出来ましたが、このファンシー廃墟の駅前からは姿を消しています。

建物裏にあった「ワンハッピープラザ」。お土産屋さんや喫茶店が集まったショッピングモール。勿論、営業はしていませんが数年前までここで愛犬散歩が出来たんです。廃墟マニアが昇天するほど喜びそうな光景でしたが・・・

北側
南側

現在は「ザバゲーフィールド」として活用中。写真のように閉鎖され、「ファンシー愛犬散歩」の中心地帯は残念ながら入る事が出来ません。・・・・早く退店しないかな・・m(__)m

ここから先は清里駅に向かって一直線に向かいます。

清里駅に向かう道路沿い。こちらも今のところテナントが入る気配無し。ちょっと中を覗くと当時を思い起こさせるグッズやのぼりが至る所に見え隠れしています。

清里高原の貸自転車。看板からするとバイクもあったのかな?個人的に遠い記憶の中ではマウンテンバイクを借りて颯爽と高原の風を感じたのをうっすら覚えています。今思えば「よくこの坂道だらけの高原を自転車で走ったな~」と我ながら感心します。

緑のシートの下から見える車輪が妙にノスタルジックを感じさせます。勿論、こちらも閉鎖中。現在は駅の観光案内所で電動3輪バイク「トゥクトゥク」をレンタルしています(原則ペット不可)

駅方向から見た直線道路

平日のいつもの風景。この写真の背後が清里駅。爽快な青空とのミスマッチ。個人的にはそこに魅力を感じます。陰と陽、光と影・・・東洋医学にも通じる風景がここにあります。


NHKでも紹介された
世界で1つだけのフィギュア

まとめ

「高原の原宿」と呼ばれた清里駅前。タレントショップやお土産屋さんが乱立し、その行列は駅前まで続いたそうです。当時の記憶を微かでも覚えている方には特にオススメの散歩道。実際に訪れた事がある方は写真片手に散策すると当時の「思い出」と「ファンシー廃墟」とのギャップに心動かされる事でしょう。

落ち着いた雰囲気の中、のんびり散歩できる穴場的な公園。そしてファンシー廃墟を間近に見ながらの愛犬散歩。更にはランチまで付いた隠れ観光スポット。メジャーな観光に飽きた方は是非、こちらの観光コースもお試しあれ。

ー関連ブログー
なぜ清里は軽井沢になれないのか?




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