【オオムラサキ自然公園】愛犬ペットと里山を巡る旅~自然の中を満喫散歩

八ヶ岳南麓~国蝶のいる公園なんです

約6,000㎡の広さの公園です。その中心にオオムラサキセンターと呼ばれる環境教育施設があり、自然に近い状態の生きたオオムラサキを間近に観察する事が出来ます。そしてなんと!八ヶ岳高原にある山梨県北杜市(ほくとし)は全国一のオオムラサキの生息地となっています。

昭和32年、世界に誇る日本の代表的な格調高い「綺麗な蝶」として国蝶となりました。とはいえ国鳥である「トキ」が特別天然記念物に指定されているのとは違い、国蝶は日本の昆虫学会が選定して特に法律で規制されている訳ではありません。ちなみに2003年にトキの「キン」が死去した事で日本の国内産トキは絶滅しました。現在は中国から贈られたトキが日本で繁殖を続けています。

今回訪れた「オオムラサキ自然公園」ですが、勿論この蝶々が目的ではありません。公園内にある里山を愛犬散歩してきました(館内有料・愛犬は入れません)

オオムラサキに重要な里山を行く

公園内ではNPO法人が中心となって「里山」の再生が行われています。雑木林や農耕地といった自然と共生する昔ながらの風景が広がり、オオムラサキの住める森を保存する為に雑木林の間伐やクヌギ等の苗を植樹する活動を続けています。

そんな「地球にやさしい公園」を愛犬と一緒に巡ります。

まずは駐車場横の「カブトムシのオブジェ」がある芝生公園でウォーミングアップ。この先はかなりの高低差があるので念入りにストレッチしていきます。駐車場が一番高い所に位置しているのでお散歩の前半はひたすら下ります。時計回りに下っていく感じで出発です!

途中、ワクワクドキドキするクイズに参加できます。自然や昆虫、野鳥に関する問題です。ちょっと写真では分かりにくいですが正解は!・・・八ヶ岳です。

そんなこんなで途中から急な坂道を下ると、突如として視界がひらけていきます。

沼地や田んぼのある田舎の風景。川のせせらぎ。そして平日の為か人の気配が全くありません。貸し切り状態。しかも無料。お散歩日和。言う事ありません。

小川沿いを行くと何故かテンションがあがって元気よく走り出すポメラニアン姉妹。嬉しさがビシビシ伝わってきます。しかしこの先ひたすら登ります。当たり前ですが下って来たからには登らないと帰れません。しかも結構足場が悪いので注意が必要です。四駆のわんこ達には容易かも知れませんが、我々人間にはちょっと危険かも・・。慎重に行きましょう。

登った先には山羊さんがポツンとこちらを窺っています。「ヤギが突きます。ご注意ください。」との掲示があるので遠目から見ていましたが、何となく寂しそうでしたね。突かれたくないので誰も近寄らないのでしょう。後ろ髪を引かれる思いで駐車場へと向かいました。


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まとめ

ちょっと変わった「里山」散歩。単なる田舎の散歩とは違い自然の息吹と生き物たちの生命力を感じながらの愛犬散歩です。・・・何となくですけど。でもそんな事を意識しながら歩いていると不思議といつもより清々しい気持ちで散歩ができました。

愛犬散歩の「穴場的スポット」としてオススメします。公園内には売店がないので近所にあるカレー屋さん「アウル」でランチしましょう。店内ペットOKです。→ ブログ「アウルでお食事」


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アクセス&営業時間

【営業期間】
9:00~17:00

【休館日】
月曜日(祝→翌日)

【HP】
オオムラサキセンター