八ヶ岳南麓 犬連れペットと動物病院
動物病院の現状~家族の選択
ペットと動物病院は
人のそれと極めて近い関係にあります
しかし決定的に違うのは
ペットは法律的には物扱いである事
そして病気や怪我をした時
自分の口で症状を伝えられない事
それ故、獣医師さんに対する
信用・信頼が非常に高くならざるを得えません
つまり法律的にも医学的にも
人とは比べ物にならない程 弱者であるが故に!
ペットが病気や怪我をした時、
それが生死に係る場合、
飼い主さんの判断が重要になる事は言うまでもありません
大事な家族を守る為に
時には獣医師さんを疑ってかかる事も
大事な事だと思います
世の中完璧な人間などいません
”私、失敗しないので” なんてセリフ
認めたくありませんから byドクターX (^^)/
それには飼い主さん自身の知識や
動物病院に対する情報リタラシーを高める事が必要です
例え医療に詳しく無くても、
後悔しない為に出来る事はきっとあると思います
素人なりにちょっと調べてみました(^^♪
~獣医師資格合格~開業~
獣医師になる為には獣医学部のある大学に入学しますが
その数は全国で17校、毎年全国合わせても1000人程の枠。
医師・歯科医師同様、非常に狭き門となっています。
その後、獣医師国家試験を受験しますが
合格率は80%を超えています。
優秀な人材が多いのか、ハードルが低いのか・・・
どちらにしても大学に入る時点で
競争に勝ち抜き、並々ならぬ努力をして
資格を獲得した方がほとんどでしょう
因みに獣医学部は6年制で
私立だと1300~1400万円程かかりますが
国公立だとその1/4程で済みます(^^♪
そんな時間とお金と苦労を掛けて
動物病院を開業!
かつては開業さえすれば
成功が約束されていたそうです
30代で大企業の役員なみの年収
数年もすれば5,000万以上の収入があったそうです
(昭和50年代~のお話です)
~動物病院の増加とペットの減少~
獣医師と動物病院数の推移
増加しています!
一方でペットの飼育数はというと
グラフから読み取れる事は
市場の縮小と二極化!
分母が上昇し分子が減少(T_T)
日本の少子高齢化を考えれば
誰にも止められない普遍的な事実です
かつての動物病院は
みんな仲良く勝ち組でした(^^♪
今後は市場原理が働き
勝ち組と負け組に二極化されていくでしょう
獣医師の中には稀に
診療簿を改ざんして保険金を
不正請求して逮捕(2013年滋賀県)
されたり←(飼い主と共謀)、
一番最悪なのが
何度も杜撰な診療を行い
訴訟を起こされては場所を移動して開業!
昔ワイドショーで見たのを覚えています
今後は飼い主さんの
情報リタラシーがより高まれば
動物病院自体の質の向上と
信頼関係の向上が見込めます
病院格差が広がりつつある中
この2つが無ければ誰も大切な家族の命を
預けようとは思いませんよね
2022年5月からは
”愛玩動物看護士”という新しい国家資格が誕生します
獣医師のアシスタントという立ち位置から
動物病院の重要なチームスタッフへと
モチベーションもあがり、
何よりも質の向上は大歓迎ですね!
~セカンドオピニオン~
あるアンケートによると
動物病院を選ぶ上で一番多かった理由が
自宅から近いからだそうです
我が家もそうでした
過去も現在も一番近い病院でした
それはまだ大きな怪我や病気をしていないからで
深くは考えた事が無かったからでした
しかしながら
避けては通れないペットの死
かかりつけの獣医師さんに
なんの疑問もなく任せるのは如何なものかと
生死にかかわらず
少しでも診察や結果に疑問が生じたら
他の動物病院で診てもらうのがベストだと思います
何度でも言いますが
完璧な人間なんて古今東西
何処にも存在しません!
幸いこの八ヶ岳南麓の田舎でも
動物病院が4つあります(^^♪
大切な家族の為です
我が家も全力で挑んでいこうと思います!
さて、ここからは余談です
動物病院と訴訟に関する情報を調べていたら
ある弁護士事務所のサイトに辿りつきました
”昨今ペットを飼う人が増えてきています・・
その要因は高齢化、単身者の増加など・・”(2017年)
つまりペット飼育頭数が増えて
訴訟数も増えるというロジックです
(めちゃくちゃだワ~ン)
しかも動物病院に向けての広告で、
えげつない言い方をすれば
面倒くさい飼い主が増えているので
早めに相談して下さいと・・・・・
・・・・弁護士も必至なんですね ^_^;