【ペット保険】愛犬の保険は必要?

八ヶ岳南麓~非常に悩みどころではありますが・・

日本でのペット保険の加入率を見ると6.3~8%程度です(アニコム家庭動物白書より)ペット先進国であるイギリスでも25%程度です。(アニコムG中期経営計画2019)

非常に加入率が低いのが分かります。ほとんどの場合「保険料と補償内容」のバランス、そして「損得勘定」が理由ではないでしょうか。

①保障対象が不十分(歯石取りや避妊・去勢など対象外)
②更新できない場合がある(事前に確認必要)
③保険料掛け捨て
④保険料が高くなっていく(9歳からかなり)

例えば、小型犬で15歳まで生きたとして保険会社の70%補償プランに加入した場合の保険料合計は平均で829.780円になります。金額だけを切り取れば高い保険料に見えますが、そもそも保険とは非常事態に備えるものです。人間を取り巻くあらゆる保険を考えれば分かり易いですよね。ほぼほぼ損をしますが、いざという時の為に加入するのが保険ですから。

個人的な考えですが愛犬に限らずペットを家族と考える飼い主さんがほどんどだと思います。であれば、最低限の治療ができる強制的な保険税(ペット税)があれば理想的なんですが・・・・。理想です。

本質的な問題はやはり「保険料」の高さですよね。そこで現実的で有効なのが最近見かけるSNSでのクラウドファンディング。真偽はともかく非常に有効だと思います。今後「第三者」がその真偽を判定できるような仕組みが出来れば、「ペット保険」に代わる安価で持続可能な「安心」を手に入れらる気がします。

ペットに突然訪れる病気や怪我。困った時には素直に助けてと言える世界中のペット仲間。保険よりも大事な物がそこにあるんだと強く思います。

さて、ちょっと保険の話とはずれますが東京の知り合いの話です。知人の愛犬が調子が悪く動物病院へ。何の病気か忘れましたが手術が必要との事。手術費が50万程かかると言われ帰宅。保険未加入でした。しかし愛犬仲間からの吉報があり何とか手術を受けて無事退院。

理由は獣医学部にある病院が近所にあり、愛犬仲間の方が以前治療を受けた事があって色々情報をお持ちだったようです。紹介状がいりますが治療費は1/3で済みました。

東京農工大学 農学部附属 動物医療センター」高度な医療と設備を備えた動物病院です。治験や研究、研修医の臨床教育施設として地域の医療を支えていますが、治験と言う事で治療費が安かったようです。「治験」に対する知識や考え方も事前に押さえておきたいですね。ちなみに獣医学部のある大学は全国で17校しかないそうで、一度そういう医療施設を調べておくのも大事ですね。

それから動物病院の治療費は獣医師側が自由に設定できる事も頭に入れて置きましょう。

まとめ

今回なるべく保険会社特有のバイアスに気を付けながら色んなサイトを参照しました。結果、貯蓄が十分あり、その時の為に治療費を払える確信と知識があれば入る必要なし!少しでも不安のある方は早い段階で加入しましょう。「知識」と「覚悟」に絶対的な自信があれば自ずと答えが出る気がします。


「医療の進歩」
「獣医師とのコミュニケーション」
「セカンドオピニオン」
「クラウドファンディング」

「ペット保険」ですべて解決する訳ではありませんが、その一助となる事は確かです。飼い主さんの考え方次第ではありますが、少なくともそんなに遠くない未来の為に普段から「情報」を吸収する貪欲さは必要だと思います。

日本のペット保険加入率からしても、もっと「相互扶助」の考え方がネットの世界で広がって少しでも救える命が増えればと願うばかりです。

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