【身曾岐神社】(みそぎじんじゃ)~正月早々、愛犬ペットの悲劇

【神社 VS わんこ】 そもそもペットを連れて参拝は大丈夫?

身曾岐神社
八ヶ岳南麓の小淵沢に鎮座する、この辺りではかなり有名な神社です。あのフォークデュオゆずの北川さんと元フジテレビアナウンサーの高島彩さんが挙式を行い、時折ライブも開催するあの神社です。

八ヶ岳南麓に引っ越して初めてのお正月。地元ではCMでも見かける程のメジャーな神社の為三が日は諦め、その数日後 初詣に向かいました。勿論、愛犬を連れて。

やはり予想以上の混雑ぶり。臨時駐車場もほぼ満杯。数分歩いて入口へ到着するとなんと「ペット入場禁止」の看板が!事前にホームページで見たけど、ひと言もそんな事書いて無かったのにな~・・周りにもわんこ連れの方が結構いて皆さん右往左往。

取り敢えず交代でお参りする事に。端っこの目立たない所で何組かの愛犬連れの方々と待機。するとたまたま通りかかった宮司さんが満面の笑顔で❝わんちゃんは外でお願いします❞と言って立ち去っていきました。

んっ・・・・ここもダメ?
・・・・つまり道路まで・・?

鳥居の手前ぐらいなんて甘かったようです。悲しいけど決まり事ですからね。こちらも負けじと満面の笑顔で立ち去りました。なんとなく腑に落ちない気持ちを抱えて帰宅。わんこに優しいと思っていた八ヶ岳南麓に暗い影が・・・

身曾岐神社とは

まずはこの小淵沢にある身曾岐神社について調べる事にしました。さぞ昔ながらの古い神社と思いきや1985年に創建。元々は東京上野に創建した井上神社から発展し、現在の六代教主 坂田安儀氏が改革を進め古神道本宮としてこの地に遷座(神体などをよそへ移す事)し、禊教本部聖地としたそうです(みそぎきょう)。その教義から立派な能楽殿が据えられていて毎年8月には大きな神事が行われます。

舞台の下は池となっており、この様な本格的な能舞台は日本には3つ程しかないそうです。古神道の奥義 「みそぎ」 の行法・徳を倣う神社でみそぎとは綺麗になる事。また創建して新しいと言う事もあってか様々な考え方や改革があり、今でいうダイバーシティ的要素を持ち合わせた神社だという事ですが、あくまで人間だけのお話のようです。

ゆずのファンだけでなく、この舞台を見学に一般客の方も多く訪れます。

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神社とペットの関係

昔は神社の参拝は完全にペットは禁止されていました。犬や猫は穢れ(けがれ)として扱われてきたそうです。また、神社には狛犬や神様の使いとされる蛇など神聖な動物たちに接触させてはならないという考えがあり、それ故昔ながらの由緒正しき神社などではまだまだペットは禁止されている所が多いです。因みに、海外の宗教施設ではほぼ例外なくペットの入場は禁止です。

しかし時代は変わりペットは家族という考えの日本人が増え、参拝の決まりも緩くなって来たそうです。但しそれはペットウェルカムではなく、黙認されているという事です。

数年前のニューズウィーク日本版ではあまりのペット連れのマナーの悪さに業を煮やし、埼玉県の「三峯神社」ではペットの入場を禁止したとの記事が載りました。

大多数の飼い主さんがマナーを守っている事でしょう。しかし極少数のマナー違反をする飼い主がいるのも事実です。神社に限らず、いつもの散歩道に💩やオシッコが残っているのを見かけますからね。

杓子定規に犬はダメだなんて言う人はどうかと思いますが、正論言われて困らないように我々も背筋を正して、もっとペットや動物に優しい社会になればと願う次第であります。

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まとめ

ペット祈願をしたり、ペットウェルカムな神社が増えています。神主さんの「考え方」と「度量の広さ」で決まっているような気がします。この場合はルールを守って堂々と参拝に行きましょう。しかし「歴史に厳格」な神社は基本的にペット禁止と思っていいようです。例え禁止のアナウンスが無くとも。ベースはあくまで「黙認」されている事を念頭に・・

「神社 vs わんこ」 ではなく、「わんこ with 神社」 ですね。


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