【水信玄餅】賞味期限30分!訪れた人だけのご褒美~山梨県が誇る銘菓「金精軒」の秘策
金精軒 VS 桔梗屋
山梨県を代表するお土産信玄餅。武田信玄の信玄餅!関東の方はご存知ですよね?きな粉に入ったお餅に蜜をまぶして食べるあれです。でも同じ信玄餅でも二種類あったの知ってますか?金精軒(きんせいけん)の信玄餅と桔梗屋(ききょうや)の桔梗信玄餅。どちらも見た目も味もそっくり!よ~く見てみるとパッケージの他「桔梗信玄餅」の方がきな粉の量が多く、餅の大きさが若干大きいのが分かります。
商標登録は「金精軒」、先に発売したのは「桔梗屋」。昭和43~47年頃のお話で裁判にもなったそうですが、味に関してはどちらも最高のお菓子です。しかし桔梗屋の販売戦略が功を奏したのかこちらの信玄餅の方が圧倒的に目にしますね。決定的な違いはありませんが、スッキリ感のある「信玄餅」、甘めの「桔梗信玄餅」といったところでしょうか。
結局のところ、どちらのお土産も大変よろこばれる事でしょう。
また信玄餅に関しては諸説ありますが、武田信玄が食べた際に絶賛したことから「信玄餅」と名付けられ、山梨県ではお盆に餅にきな粉と黒蜜をかけた「安倍川餅」を供えて食べる風習があり、ルーツはそこから来たようです。
◆水信玄餅
今回 紹介したいのは金精軒の水信玄餅です。明治35年(1902年)から続く和菓子処「金精軒」が考案したお土産に出来ない幻のお菓子。
「地元の美味しい水をシンプルに味わえるお菓子を作ろう」と2012年女性の職人さんによって開発されました。固形に出来るギリギリの寒天を使用しているため賞味期限はなんと30分!味はともかく、一口めの「うわっ!」と思わず声が出てしまう触感を是非味わって下さい。店先ですぐに頂けます。但し2024年現在、整理券の配布はありません。開店の30分前から並んで早い者勝ち。予定数に達し次第販売終了になります。
◆クラムボンの笑い声
クラムボンとは宮沢賢治の短編童話「やまなし」に登場する言葉。川底に暮らす蟹の兄弟が「クラムボンはぷかぷかわらったよ」 と口にするがその正体は描かれていない。金精軒のX(旧Twitter)担当者が国語の授業で触れた「クラムボン」 に絡めて投稿したのがこちらです。→「クラムボン」みたい?
◆愛犬と訪れる方へ
ペットと訪れる方は「台ヶ原店」がオススメです。近くには愛犬散歩が楽しめる「ほたる親水公園」やテラス席で愛犬と一緒にランチのとれる「臺眠(だいみん)」がありますから。詳しくは下記のブログを参照ください。→ ほたる親水公園でお花見
まとめ
八ヶ岳南麓(なんろく)に遊びに来た際には、是非経験して頂きたい水信玄餅。恐らく一生に一度のびっくりイベントになる事でしょう。「金精軒」一発大逆転の逸品。きっと旅の楽しい思い出になると思います。
【夏季限定】6月~9月
(毎週金・土・日 9:00~17:00)
【販売店舗】台ヶ原本店・韮崎店
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大人気!金精軒お取り寄せグルメ
信玄餅の上をいく「極上生信玄餅」。なかなか八ヶ岳まで行くのは難しく、自宅で手軽に食べたい方はこちら。ワンランク上の信玄餅です。
アクセス&営業時間
台ヶ原金精軒
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】 木曜日
【☎】 0551-35-2246
金精軒 韮崎店
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】 火曜日
【☎】 0120-37-0869