【北海道半周ひとり旅】車中泊で巡る10日間~小樽からオロロンライン・宗谷岬・旭川・富良野・苫小牧を行く(後編)
6月18日(日)、6日目の旅路。道の駅「びえい 白金ビルケ」に車中泊後は「北の国から」の世界が広がる富良野に向かいます。超高速移動のため「五郎の石の家・最初の家」「麓郷の森」に全力集中しています。
全コース概要
絶対外せない「五郎の石の家・最初の家」
「北の国から」ドラマの舞台となった富良野。最早、40歳以上の方にしか刺さらない言葉となったようですね。家に関する観光スポットは3ヵ所あり「石の家」「麓郷の森」「拾ってきた家たち」。入場料はそれぞれ¥500、セット料金¥1,200。時間のない方は「石の家」と「麓郷の森」さえ押さえておけば十分だと思います。
内部は「2002遺言」のまま保存されています。五郎「あいつら驚くだろうな~」と純と蛍には内緒で作った石の家。井戸を掘り、風車も作り、大変な思いをして完成させました「北の国から’92巣立ち」より。
感動のドラマはここから始まります。五郎(田中邦衛)・純(吉岡秀隆)・蛍(中島朋子)の若かりし頃の写真がたくさん飾られています。そして第一話の名言がこれですよね。
「麓郷の森」
1981年のドラマ放送開始から「北の国から’89帰郷」にかけての主な撮影地。2番目の家「丸太小屋」と「3番目の家」が残されています。敷地内には森のレストランや写真館なども点在。
五郎が仲間達(地井武男)と作った2番目の家「丸太小屋」。「北の国から’84夏」にて焼失。実際には燃やす為の丸太小屋を別で作ったそうです。費用は700万円!?
個人的に一番思い入れのある「3番目の家」。丸太小屋が消失してした後に移り住んだ廃屋で、「北の国から’84夏・’87初恋・’89帰郷」に登場します。
足早に紹介してきましたが全く知らない世代の方や、あまり記憶にない方々もいらっしゃる事でしょう。そんな方々は富良野を訪れる必要はあまりないかと思われます。しかし多少なりとも興味のある方は下記の「北の国からの世界観」を見て記憶を蘇らせて下さい。全く知らない方はDVDやオンデマンドでお勉強しましょう。きっと100倍!感動する富良野が味わえると思います。
写真と名言で綴る「北の国から」の世界観
全て「石の家」・「麓郷の森」にある写真で構成しています。実際に訪れてみると、これらの写真と目の前の家との相乗効果で、遠い記憶ながらも「北の国から」の感動的なシーンが湯水の如く湧き出てきます。是非、現場に訪れた気分でご覧ください。
ー正吉が母親に引き取られる富良野駅でのシーンー
「北の国から’84夏」より
正吉「あばよ」
純「・・あばよ」
正吉「やっと富良野から逃げ出せるぜ」
純「やっと富良野が静かになるぜ」
正吉「あの馬鹿によろしくな」
純「誰だあの馬鹿って」
正吉「ツトムの野郎よ。あいつ見てたら昔のおまえ思い出したぜ。こっちに来た頃の・・もやしっ子みてぇな・・・弱虫の癖に生意気で・・最悪だったよな・・あいつとホントによく似てたぜ」
純「じゃ~今の俺はどうなんだよ」
正吉「・・・頭良くって」
正吉「ま~死なないで生きてて下さいよ」
純「お宅も、しっかり生きてて下さいよ」
その晩、五郎・純・蛍の三人で閉店間際のラーメン屋に入ります
女性店員「店閉めますから急いでお願いします」
五郎「(お辞儀をして)はい」
五郎「さぁ、食おう」
五郎「純・・どうした?のびるぞ」
純「父さん・・僕は・・」
五郎「何・・・」
純「ツトム君のズボンを待ってきちゃったのは・・あれは確かに正吉君だけど・・あれは間違って持ってきちゃったんで・・それにイカダに最初に乗ろうと言ったのは・・僕です・・(店の電気が消される)・・パソコンの本を最初に持って来ようとしたのは・・本当は僕です・・僕が最初にやろうとしました・・正吉は僕の為に手伝っただけです・・僕が・・父さん・・パソコンの事・・東京ではみんな知ってるって言われて・・・そういう時代になるんだって言われて・・僕らだけこっちで置いて行かれる気がして・・・黙って持って行ったのは悪いけど・・」
五郎「純・」
純「(五郎の言葉を遮るように)それと・・・それから(涙をぬぐう)丸太小屋の火事のあの時のこと・・僕は責任ないみたいに言ってたけど・・・本当は僕も・・あの時たしかストーブの上の網に・・シャツを乗っけて・・・急いでたから・・放り投げたので・・それがおそらく多分ストーブに落っこちて・・それで・・・だから火事を出したのは・・僕の責任で・・・それを僕はずっと言いたくて・・でもどうしても言えなかったのは・・僕が卑怯で弱虫だったからで・・・でもそのためにあれからずっと・・・正吉に対して・・僕・・ず~っと・・・・」
女性店員「すいませ~ん。悪いけど急いでくんな~い」
五郎「(頭を下げて)すいません」
蛍「お兄ちゃん食べよ・・」
五郎「純・・よく・・分かった」
純「ごめんなさい」
五郎「もういい食おう・・(店員が暖簾を片付け更に店内が暗くなる)純・・お前が言っただろう・・父さんによ・・おまえ言ったろ・・こないだ父さんに・・風力発電がダメならどうして水力発電に挑戦しないのかって・・・昔の父さんなら挑戦したはずだって・・ドキッとしたよ・・(自分を嘲るように笑いながら)ははっ、お前に言われて本当にドキッとした・・こっちきて4年・・父さんいつの間にか来た当時みたいな・・パワー無くて・・いつの間にか人に頼ろうとしてた・・・お前に言われて・・ドキッとしたんだ。(頭を何べんも下げながら)お前の言う通りだ・・・父さんだらけてた。だらけて本当に・・」
女性店員「すみません。本当にお店閉めますから」
五郎「(店員を無視して話を続け)来た当時みたいな・・その気持ち忘れちゃって・・」
女性店員「(かぶせるように)時間があるんだから」
五郎「いくら?」
女性店員「1,500円」
蛍「お兄ちゃん早く食べよ」
そして女性店員がまだ残っている器をさげようとした瞬間の名台詞がこれ
五郎「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」
静まり返った店内にあの名曲が流れ始める。蛍は割れた器を片付け、我に返った五郎も手伝う。純は椅子に座ったまま泣きくずれている。店を出た三人は雨上がりの夜の街を歩く。歩きながら五郎は蛍の手を握り、純の肩を抱き寄せる。そして純のナレーションでこの物語の幕が下りる。
「それが今年の夏の・・出来事だ」
ー東京に巣立つ純と優しく見守る五郎との名シーンー
「北の国から’87初恋」より
五郎「お前に聞きたいことがある・・・お前・・・東京に行くのか?行くんだろ?来春中学出たら・・・」
純「いや・・それは・・」
五郎「行きたければ行けばいい。俺は反対なんかしない。ただ・・・俺は・・・心の狭い男だから、お前のやり方に引っかかっている・・・」
純「・・・」
五郎「なぜ俺には何の相談もせず、他のみんなには相談するんだ・・・なぜ父さんだけ相談はない・・」
純「・・・いや・・・」
五郎「俺は、そんなに頼りにならんか?」
純「・・・違います」
五郎「じゃどうして、俺に真っ先に相談しなかった・・・」
純「言えませんでした・・・」
五郎「どうして?」
純「だって・・・父さんが困ると思ったから・・・」
五郎「困る?どうして俺が困る?」
純「・・・」
五郎「それは・・・金のこと言ってるのか?」
純「いや、それだけじゃなく・・・。父さん落ち着いてよ、今夜その話はいいじゃない」
五郎「無礼なこと言うな、俺は落ち着いてるよ・・・いやぁハッキリしよう、俺はそんなに頼りにならんか?」
純「やめてよ〜、みんなが来てるのに・・・それより今日は誕生日じゃない。僕は今日のために何日もかけて風力発電をやっと作ったんだ・・・どうしてもっと喜んでくれないの・・・」
五郎「大里の家に入り浸ってか?そこの娘に手伝わせてか?」
純「(五郎の腕を振り払い)・・・情けない・・・」
五郎「・・・何?何が情けないんだ?」
純「父さんがさ・・・(半泣き)」
五郎「俺のどこが情けないっ!」
純「情けないじゃないか!・・・・父さん近頃ホントに情けないよ・・・僕がここから出たいんだって、そういう父さんを見たくないからさ・・」
純「(泣きながら)父さん・・・どうしてもっと喜んでくれないの?一生懸命僕やったのに、風力発電、一生懸命・・・」
蛍「お兄ちゃん・・」
純はそのまま外に飛び出していく。そんな純を追いかけた草太兄ちゃん(岩城滉一)のセリフ。草太「純、お前の気持ちはわかる。でも、おじさんの気持ちもオラわかるぞ」「男は見栄で生きてるもんだ」「男は誰だって、いたわられれば傷つく」「それが男ってもんだ」
そして時は流れ
五郎「(雪かきしながら)純・・」
純「・・はい・・」
五郎「疲れたらいつでも帰ってこい」「息が詰まったら・・いつでも帰ってこい」
純「・・父さん・・」
五郎「国へ帰る事は・・恥ずかしい事じゃない」「お前が帰る部屋は・・ずっとあけておく・・布団も・・いつでも使えるようにしとく・・」
純「・・・・はい(号泣)・・・」
五郎「(照れ笑いしながら)風力電力もちゃんとしとく・・」
純「(号泣)・・・・」
五郎「俺たちの事は心配しないでいい・・」そしてとうとう別れの時がきて、五郎が手配したトラックが到着。トラック運転手(古尾谷雅人)と純との車内でのシーン。
ダッシュボードに置かれた封筒を運転手がアゴで指して
運転手「しまっとけ」
純「はっ?・・何ですか?」
運転手「金だ。いらんって言うのに親父が置いていった・・しまっとけ」
純「あ、いやあのそれは・・」
運転手「いいからお前が記念にとっとけ」
純「いえ・・あの・・」
運転手「抜いてみな・・・ピン札に泥がついてる。お前の親父の手に付いてた泥だろう」「おらは受け取れん。お前の宝にしろ。貴重なピン札だ。一生とっとけ」
純「・・(号泣)・・」
そのままエンディングへと進みあの名曲が流れてきます。北海道に来た頃の回想シーンと共に、無情にもトラックは純を乗せたまま走り去っていく・・
そしてこの泥の付いた2万円は「北の国から’89帰郷」でも大きな役割を果たします。
「北の国から’02遺言」より
「遺言・・・純・・・蛍・・・俺にはお前らに遺してやるものは何もない・・でも、お前らには・・うまく言えんが・・・遺すべきものは、もう遺した気がする。金や品物は何も遺せんが・・・遺すべきものは伝えた気がする。正吉や結ちゃんには、お前らから伝えてくれ。俺が死んだ後の麓郷はどんなか・・きっと、何にも変わらんのだろうなぁ・・・。いつものように春、雪が解け・・・夏花が咲いて・・・畑に人が出る・・・いつものように白井の親方が夜遅くまでトラクターを動かし、いつものように出面さん(北海道の方言で日雇いの意味)が働く・・・きっと以前と同じなんだろう・・・オオハンゴンソウの黄色の向こうに、雪子おばさんや、すみえちゃんの家があって・・・もしもお前らがその周辺に・・・拾ってきた家を建ててくれると嬉しい・・・拾ってきた町が本当に出来る・・・アスファルトの屑を敷き詰めた広場で・・・(切り株に積もった雪を手で払う)快や孫たちが遊んでたら嬉しい・・・(年輪をしみじみ指でなぞる)
金なんか望むな・・・幸せだけを見ろ・・・ここには何もないが自然だけはある・・・自然はお前らを死なない程度には充分毎年食わしてくれる・・・(樹木を見上げながら微笑む)・・・自然から頂戴しろ・・・そして謙虚に、つつましく生きろ・・・それが・・・父さんの・・・お前らへの・・・遺言だ・・・」
あると便利な探訪マップ&お土産
「北の国から」探訪マップ→PDF
時間のある方はこのマップに目を通しておきましょう。後悔しない為の探訪マップです。ふらの観光協会がかなり力を入れて綿密に作成しています。
絶対喜ばれるお土産。味の方も十分なクオリティです。あっさりとした醤油味。一番の売れ筋商品で団体の旅行客が訪れると午後には売り切れになる事もあるそうです。
富良野のキャンプ場に一泊
この旅の中で一番興奮した一日でした。意外にも20代と思われるカップルも何組か見かけました。どういう経緯で「北の国から」を知ったのか非常に興味津々といったところです。
まだ「北の国から」の余韻に浸りながら上富良野のスーパーで買い物してから夕方にチェックイン。「日の出公園オートキャンプ場」。残念ながらペットは入場できません。個別テントサイト(電源・炊事場付)で¥4800。特徴的な事はなく「普通」のキャンプ場です。
コンロで焼いているのは上富良野名物「豚さがり」。コリコリとした食感の甘だれ豚煮込みといった所です。ご飯との相性抜群。刺身は・・・稚内か富良野か忘れましたが「ニシンの刺身」が非常にたんぱくで美味しかったです。地元のスーパーで珍しい食べ物を見付けるのもキャンプの楽しみの一つですね。
車中泊に便利なカーサイドタープ。非常に使い勝手も良くコンパクトに収納されています。組立も1人で5分程度。車には吸盤で固定しますが、ちょっと耐用年数が気になる所ですね。2人までは許容範囲でしょう(吸盤の一つが不良品で帰ってから交換しました)。
6月のラベンダー畑
6月19日、7日目の旅路。日の出公園にはラベンダー園が高台にあります。キャンプ場から歩いて10分程ですが朝食前に登ってみました。
やっぱりちょっと早かったですね。7月上旬からは見事なラベンダー畑が出現しますが、現段階ではこんな感じです。ちょっと想像力を振り絞って楽しんでみましたが・・
吹上温泉へ
今日は天気がくずれるとの予報。軽い朝食の間にコインランドリーで洗濯・乾燥を早々に済ませキャンプ場をあとにしました。向かったのは大雪山国立公園内にある「白銀荘」。日の出公園オートキャンプ場が運営している宿泊施設で、割引券を貰ったのこともあり温泉目当てに行って来ました。200円割引で日帰り温泉500円。
片道18km。20分程で到着。なんの変哲もない建物に見えますが、館内の階段を降りた向こう側に温泉施設がありまして・・
画面中央の露天風呂は水着着用の混浴風呂になっています。個人的に非常にお肌との相性が良く、この旅一番の日帰り温泉となりました。北海道というだけあって冬の雪見風呂が毎日楽しめそうですね。
夕張市を行く
温泉を満喫して気分も上々。明日の苫小牧19:30発のフェリーを予約を既にしてるので、移動を続けます。取り敢えず一度破綻したという夕張市を目指しますが、ちょっとラッキーな事がありました。452号線を走っていた時の事です。
「シューパロ湖」。よく見るとエメラルドグリーンに光り輝いてるではありませんか。なんでも日本で2番目に大きなダム湖で、その昔炭鉱で栄えた街が湖底にあります。水位が下がるとアーチ橋が見えるそうですが、この素敵な絶景だけでも大満足しました。ちょっとしたラッキーパンチ的光景に出逢えるのが適当旅の良い所ですね。
夕張カレーそば&栗の樹ファーム
富良野から道の駅「夕張」までは100km程あります。452号線経由で2時間程で到着。ちょっと驚いたのが、道の駅とはいえ普通のスーパーがあるだけです。そして普通の駐車場。一応店内にはお土産や特産品のメロンが販売されていますが見た目は完全に町のスーパーです。
駐車場の片隅にある「のぼり旗」が気になり、近づいてみると飛び込んできた夕張のソールフード。外のテント内で遅い昼食をとりました。
お蕎麦屋さんのカレーですね。辛さはなく出汁の効いたカレーそば。もう一つの「のぼり旗」の「なまらうまい!にしんそば」が非常に気になって迷ったんですが、夕張のソールフードなんて言われたらカレーを選びますよね。もし次があるなら迷わず「にしんそば」だな。
実はこの道の駅に立ち寄る予定はなかったんです。本命は「栗の樹ファーム」。同じ夕張市にあり「栗山町」といえばピンとくるでしょう。WBCで侍ジャパンを優勝に導いたあの栗山監督が自前で造った少年野球場。隣接したログハウスには野球グッズが展示してある「栗の樹ファーム」。しかし昨日キャンプ場でよく調べてみるとコロナ禍の影響で現在は休館中。
ま~、予定を変更した結果「シューパロ湖」に出逢えたので良しとしましょう。
ジャズが流れるお洒落な道の駅で最後の車中泊
その名も「道の駅 あびらD51ステーション」。鉄道ファンが多く訪れ、イベントも開催されるという人気の道の駅です。駐車場も2ヵ所あり、こんな山間部ながら「混雑時右折進入禁止」の看板まで目に付きます。
トイレにはジャズが流れ、レンガ風のお洒落な演出がされています。最初はD51の意味が分かりませんでしたが、こういう事だったんですね。駐車場が広い分、多くの車中泊の車が夜を明かしていました。
今日は最後の車中泊ですが、さすがに疲れが溜まっていたのか気が付けば早々に眠りについていました。
苫小牧で最後の温泉を楽しむ
6月20日、8日目の旅路。ここから苫小牧までは40km弱という事もあり、すんなり二度寝に突入。起きた時には既に10時をまわっていました。とりあえず苫小牧駅をめざし車を走らせ、適当な所で昼食をと思っていましたが、何と駅に近づくにつれ大通り沿いには飲食店が見当たらずにびっくり!びっくりついでに辿り着いたのが・・
「びっくりドンキー苫小牧東店」。本場のびっくりドンキーです。本場のお店はタブレットで注文、機械で自動精算。さすがですね(東京もかな?)。
旅の計画当初は苫小牧から茨城県大洗行のフェリーで帰還する予定でしたが行きとは別会社のため再度登録するのが面倒になり、結局新潟行きの新日本海フェリーを使う事に。往復で予約すると10%割引もありますからね。
18:30までにフェリー乗り場に行く必要があるので、乗り場に一番近い日帰り温泉に向かいます。
「道の駅むかわ四季の館」
日帰り温泉¥520。現在16:00ですがキャンピングカーの多さに本日二度目のびっくり。フェリー乗り場に近いので、最後に温泉入るぞ!って事かな?そのわりにはガラガラでしたが。
北海道最後の温泉を満喫。近所のスーパー「パセオ」でフェリーでの晩餐グッズを買い揃え、のんびりと乗り場に向かいました。海岸沿いの北海道ならではの風景と夕陽を浴びながら想う「ここまでの無事に感謝・感激」。
※行きと同じクラスの個室ですが扉はなくカーテンです。当然、鍵もないので女性の方はご注意を。HP→新日本海フェリー
新潟港には翌6月21日15:30に到着。天気が悪い為、最後の車中泊&キャンプは断念。ひたすら自宅のある八ヶ岳南麓を目指し、同日20:00に無事に帰還。8日目にして極貧・すき間旅はめでたく「完」
まとめ
走行距離:1,850km
旅時間:8日と17時間
総費用:12万円
体重:2kg増
体調:肋骨痛し
達成感:70%
感想:人間布団で寝ないとダメになる
最後までご覧いただきありがとうございます。以上が「ふと思い立った北海道一人旅」の全容になります。念願だった「宗谷岬」と「富良野」。この目に焼き付ける事が出来たので大満足です。そして無事に帰れたことに本当感謝です。
私事ではありますがこの7月、東京から八ヶ岳南麓に完全移住となりました。新しい仕事と出会いがあると思うと、いくらか若返った気持ちです。今後も愛犬中心のブログを目指しますが、新しい生活の様子も書こうと思います。
変わらずの応援よろしくお願いしますm(__)m