【犬の十戒】あなたの人生にペットが必要な7つの理由とペットの癒しについて

そして心に留めておくべき10の戒め

「犬の十戒」とは作者不詳の短編詩です。ご存知の方も多い事でしょう。原題は「 The Ten Commandments of Dog Ownership」人が犬と出会ってから最期を見届けるまでの大切な事が表現されています。これからペットを迎えようとする方はもちろん、既に愛犬を飼われている方も今一度この短編詩に触れて頂きたいと思います。もしかしたら「あっ・・、いつの間にか疎かにしてた」なんて事があるかも知れませんから。

❶私の一生はだいたい10年~15年しかありません。ほんのわずかな時間でもあなたと離れている事は辛いのです。私のことを飼う前にどうかその事を考えてください。

❷私が「あなたが私に望んでいる事」 を理解できるようになるまで時間が必要です。

❸私を信頼してください。それだけで私は幸せです。

❹私を長時間叱ったり罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには仕事や楽しみがありますし友達だっているでしょう。でも私にはあなたしかいないのです。

❺時には私に話かけて下さい。
例えあなたの言葉そのものは解らなくても私に話かけているあなたの声を理解しています。

➏あなたが私の事をどんな風に扱っているのか気づいて下さい。私はその事を決して忘れません。

❼私を叩く前に思い出して欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つける事ができます。でも私はあなたを傷つけないと決めた事を。

➑私が言う事を聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからと言って叱る前に私が何かに苦しんでいないか気付いて下さい。もしかしたら食事に問題があるかもしれないし長い間陽に照らされているかもしれない。もう体が老いて弱ってきているのかもしれません。

❾私が年を取ってもどうか世話をして下さい。あなたも同じように年を取るのです。

➓最後の旅立ちの時にはそばにいて私を見送って下さい。「見ているのが辛いから」「私のいない所で逝かせてあげて」なんて言わないで欲しいのです。あなたがそばに居てくれるだけで私はどんな事でも安らかに受け入れられます。

そして・・・
これだけは忘れないでいて下さい

私は生涯あなたを愛しています


愛犬家のための
お留守番カメラです

データに基ずく7つの理由

ペットを迎え入れる理由は多々あるでしょう。癒しや変化を求めたり愛情を求めたり与えたりと・・。人生における日常が劇的に変化する事は間違いありません。但しそれ以上に責任や制約が発生します。ペットを迎え入れる事はある意味冒険ですから 。

それを踏まえた上で「あなたの人生にペットが必要な7つの理由」を紹介します。

単純明快!癒されます!
海外の研究によるとペットと一緒に過ごす事でオキシトシンが増えるそうです。オキシトシンとは「幸せホルモン」の事で、絆を感じたり、親密感を抱いたりする事で増量していきます。ペットを迎え入れるランキング1位でしょう!

社会生活が向上する 
ペットを通じて地域社会に留まらず今やネットの世界でも新しいコミュニティに関わるきっかけになります。アメリカの研究ではペットを飼っている人は、そうでない人と比べると圧倒的に知り合いの数が多いそうです(数の問題ではない気もしますが)。これは日本でも当てはまります。近所や旅行先でもわんこと散歩していると交流の機会はたくさんありますもんね 。

パートナーがいる場合、ストレス軽減・より幸せに!
科学雑誌「Psychology Today」の研究によると、ペットを飼っている夫婦やカップルはそうでない人に比べて血圧が低めで幸福感が高いそうです。また、会話が圧倒的に多いとの結果に。逆にペットが原因で険悪になるケースも。おやつをこっそりあげて・・・ばれたりして。また、日本の住環境によっては愛犬の鳴き声でトラブルになる事もありますので、これからペットを迎え入れる方は十分な配慮が必要です。
  
飼い主自身がより良い人間になれる
BarkBox(米企業)の研究によると、ペットを飼っている人の93%がペットを飼う事によって「忍耐強くなった」「よりやさしくなった」など少なくとも1つはすぐに挙げられるそうです。人間は「守らなければならない事象」がそこにあると、自然とやさしく強くもなれますもんね。

仕事で疲れたあなたをリラックスさせてくれる
ペットは私たちに癒しと安堵を与えてくれます。2003年の研究ではペットを撫でることで不安が和らぐ事が判明した(研究機関不明)。不安軽減効果は動物好きに限らず様々な人にも認められたという事です。多分、「癒し」から来る安堵感でしょうね 。

ペットは子供に責任感を植え付ける
APPA(米国ペット製品協会)によるとペットを飼っている人の58%は子供に責任感を教えるのにペットが役立ったと答えた。小さな子供でもペットの世話をする事で責任感が養えるという事です。58%という数字は微妙ですが子供が自分より弱い生き物の世話をする事で愛情や温かさ、倫理観などを体感できる事は子供の将来に大きな影響を与えるでしょうね。

インスピレーションが湧き上がる
アルバート・アインシュタインは飼い猫のタイガーが歩き回るのを観て独自の理論を思いついたと言います。フローレンス・ナイチンゲールはケガをしたわんこがキッカケで看護師になったそうです。


自宅で簡単トリミング
ご自身で愛情込めて下さい

まとめ

忙しい毎日を送っている方も多い事かと思います。そんなあなたを「愛犬」が癒してくれる事も多い事は間違いありません。しかし「7つの理由」のようにはいかないのが世の常で、年間7万頭ものペットが保健所や動物愛護センターに引き取られているのが現実です。安易な気持ちでペットを飼うだとか、粗末に扱う事がないようにと希望を込めて「犬の十戒」を敢えて冒頭で紹介しました。

「犬と私の10の約束」

関連本や絵本、映画化もされています。どんな形であれ「犬の十戒」には必ず出会って欲しいと思います。そして作者がど~しても伝えたい想いを理解して下さい。

「愛犬にとってあなたと過ごす時間がすべて」 だと言う事を。